昆布の種類は様々ありますが、代表的なものが厚葉昆布・長昆布・猫足昆布です。
厚葉昆布はその名の通り厚みがあるのが特徴で、長さはおおよそ3〜4m。 苦味と渋みがあります。
長昆布は長い昆布。10m〜長いもので20mほどにもなります。
比較的浅い磯の近くで採れ、最も生産量が多い種類です。
猫足昆布は細くて長く、茎の部分が猫の足に似た形をしています。
甘い濃い香りと強い粘り気は他にはない特徴です。
このほかに、長昆布を早採りする棹前昆布が根室では一般的です。
昆布が成熟する夏時期よりも前、6月頃に若い葉を採ってくるもので、 とても柔らかく早く煮えます。
水で戻してそのままお刺身として味わうのも格別です。
また、根室では厚葉昆布の早採りも手に入ります。 資源保護のため採る量はわずかで、とても希少なものです。
肉厚で食べ応えがあるのに柔らか。
産地ならではの美味しさなので、根室へお越しの際はぜひ探してみてください。